砥部焼は愛媛県砥部町を中心に、
砥部町より産出される陶石からつくられる陶磁器で、
約240年以上の歴史を持つ、優れた伝統工芸品です。
現在、愛媛県指定無形文化財に指定されています。
砥部焼の白磁、染付作品、青磁、天目(鉄釉)の4種類は
国の伝統工芸品になっています。
砥部町より産出される陶石からつくられる陶磁器で、
約240年以上の歴史を持つ、優れた伝統工芸品です。
現在、愛媛県指定無形文化財に指定されています。
砥部焼の白磁、染付作品、青磁、天目(鉄釉)の4種類は
国の伝統工芸品になっています。
磁器と陶器の違い
一般的に、陶器は土物(自然界から取れる粘土を使用)、磁器は石物(陶石と呼ばれる石の粉を使用)と言われています。
磁気は陶器よりガラス質を多く含み、
白く表面がなめらかで、細かい絵付けができるのが特徴。
陶器の特徴は粘土質でカラス質が少なく、
土の風合いをいかし、絵付けをしないものが多いのが特徴。
陶器はたたくと鈍い音がしますが、石の粉を材料とする磁器は焼成後に半ガラス質となるため、たたくと高い澄んだ音がします。
砥部焼は『磁器』の和食器です。
イッチン (いっちん)技法とは
器面に文様を描くための道具またはその技法。
ゴム質で球状のものに泥漿(でいしょう)をいれ、金属でできたとがった口をつけて押し出しながら描いていく技法です。
モチーフの輪郭線をイッチンで描き、その中を絵の具で彩色する方法と
イッチンの線だけで模様をデザインする方法と二通りあります。
イッチンを施した表面は立体的に盛り上がっているので、
ポコポコした手触りが面白く感じられます。