昨年秋に道後のホテルでした個人イベント。
そこで販売していた小さな陶板画を気に入って下さり、
改めて会場に足を運んだものの売り切れていたとのことで
わざわざ工房にお越し下さり、追作の注文が入りました。
陶板は12センチ四方のものに、額装作家である風雅さんが
イメージに合わせた額装をしてくれているものです。
絵も一枚一枚違うので、額もしかり。
それぞれの表情が違います。
今回のご注文は、砥部焼っぽく呉須絵の具だけで彩色した
ブルーローズ。輪郭は白いイッチンで描いているので
ぱっと見はブルーの濃淡だけの柔らかな雰囲気のもの。
陶板に加え額装と時間がかかるのを快く待って頂いたお客さま、
本当にありがとうございました。
せっかくの機会でしたので、他にも数点制作しました。
当社ショップにて展示販売しています。
大サイズ・・・¥20.000+税
小サイズ・・・¥10.000+税
展示はこのように皿立てに立てていますが、ちゃんと
壁にかけれるようなしつらいになっています。
1点ものですので、見て気に入った時が出会いの時です。
後から同じように追作しても手作りだから、なんだかな〜??・・ということが
1点ものにはまれに起こりうること。
私自身もそのことに気づいてからは、手作りモノとかは
*出会った今が運命の時だったのね〜〜*と自分を納得させ
少々気合が要る時でも、エイヤっと購入するように心がけています(笑)
今回のお客様にもその点を心配しており、手描きなので
花びらのレイアウトも色のグラデーションも全く同じようには
作れないということを事前にお伝えしていました。
ドキドキしていましたが、工房で出来上がりを見られて
とても喜んでくださったのでホッとしました。
今回も作家冥利につきるお客様との出会いでした。感謝。