今日は東京から観光のお客様がお見えになりました。
砥部焼伝統産業会館で私の器をご覧いただき、坂道をわざわざ徒歩で
工房にお越しくださったそうです。
お話していると、パンフに載せているうちのネコ店長モモちゃんに
興味を抱いてくださいました。
でも、当のモモちゃん。今日はお天気もいいので、パトロールに
出ていて工房には姿が見えません。
そこで、至る出入り口からモモちゃ〜ん!!と呼んでみると。
ニャ〜と大きな返事。
モモちゃん、お返事出来るネコですから。
何度か名前を呼びつつ返事の聞こえる方向に進むと、
裏のミカンの木の下で隠れてました。
葉っぱに隠れていてもしっかり返事するのが可愛い!!
お蔭でお客様に優しく撫でてもらい、写真も沢山撮ってもらえて
ご満悦の時間を過ごしていました。
そんなモモちゃんを含め、私は5匹の猫に囲まれた生活をしています。
工房にネコ店長として単身赴任しているのはモモちゃんだけですが
自宅にはモモちゃんの母猫と兄弟たち4匹がいます。
みんな、お返事ネコです(*^_^*)
先日、女性陶芸家グループ【とべりて】のパンフレットを作ったのですが
その中でメンバーそれぞれが顔写真の横に一言コメントをつけました。
私はもちろん、「5匹の愛猫に癒やされてます!」
すかさずメンバーから、「行き遅れ感たっぷり!!」とツッコミが
入りました。 確かにぃ〜Σ(´∀`;)
今日はお客様からオーダーいただいた洗面鉢をふたつご紹介します。
ちょうど今から一年前。
愛らしいお嬢さんを連れられた若いご夫婦が来房されました。
今度新築をされる際に、洗面所に据える洗面鉢とトイレの手洗い鉢を
ご注文でした。
翌月に出産を控えられたチャーミングな奥様は、以前よりイッチンで描いた
バラの模様を気に入ってくださっていたようで、今回のご依頼は
バラの花を洗面鉢いっぱいに描いた、華やかでキュートな鉢がご希望でした。
バラの色は紫、青、緑の3色なのですが、せっかくのオリジナル洗面鉢ですので
その中でも特にお気に入りの紫の花を多く描くことに決定。
木がふんだんに使われた素敵なお家に、洗面台が設置されました。
据え置くので、手前側面にもバラを散らして描きました。
また、お手洗いの方は、ガラッと雰囲気を変えて染付の手洗い鉢。
砥部焼らしい藍色の絵の具を使った山帰来(さんきらい)の絵。
座った時の目線を考えて、側面の絵を充実させています。
手洗い台は空間上あまり奥行きも取れないので、あえて楕円形の手洗い鉢にしています。
元の形は手ろくろで引くので円形の為、奥行きに合わせた寸法だと小さくなりすぎるので
ここではちょっとした工夫が必要になるのです。
まだやわらかい内に少しずつ手で内側に押さえて楕円形にしていくのですが、
乾燥途中で土も反発して元の円形に戻ろうとします。
一度に変形させると破損するので、丁寧にその作業を繰り返します。
完成したやわらかな丸みに、手作りの温もりが残ります。
山帰来の絵柄はどちらかというと和風のイメージが強いのですが、これだけの
木の壁に囲まれると自然とマッチして植物の息吹を感じられますね。
やさしい空間に癒されます。
今は元気な男の子が誕生され、家族4人での新生活を送られてるS様。
ご注文くださり、誠にありがとうございました。
商品引き渡しの際、素敵な笑顔で喜んでくださった奥様の笑顔が
私にとって何よりの喜びとなりました。