『砥部焼は大好きなんだけど、ワインカップだけは色を楽しみたいから無理よねぇ。』
・・・・・・という言葉に触発されて作り始めた、砥部焼ワインカップ。
吹きガラスとのコラボ商品です。
今年度も制作しました。
染付けだけではなく、金彩を上絵して、全体のゴージャス感をアップ。
カップの部分は吹きガラス作家さんである、吹き工房・村上恭一さんに
ひとつずつ作ってもらっている。
厚手で優しい口触り。そしてガラスなのに温かみのある柔らかな雰囲気。
とっても素敵なのだ。
村上さんも独りで制作されているから、比較的時間の取れる冬の時期にお願いしている。
この春、2回目にお願いしていた分が入荷した。
去年のものより丸みが強調されて、ふくよかな雰囲気に仕上がっている。
ガラスの口元の厚みとかが同じでないところも、手づくり感満載でとても魅力的。
全く同じ形状でないと気に入らない人もいるだろうけど、私は個性がある方がすき。
一番大切にしている「手の温もりと息遣い」が作品から感じられるから。
工業製品のカップとのコラボだったら、ワインカップを作ろうとはしなかっただろうと思う。
村上さんの、ひとつずつ丁寧に吹かれたガラスだったからこそ、作ってみたかったのだ。
吹き工房公式HP http://www.fuki.dd3.jp/