大西陶芸

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アオイロノヒマワリ

向日葵の陶板、今日焼きあがりました。窯出しして姿を見るまでドキドキしていました。

だって陶板を制作した弟が、「キズが出てたらごめんな~。」と捨て台詞を残して

工房を出て行っていたからです。「まったく、縁起でもない・・・・」と、洗面鉢の試練で

近頃ナイーブになっている私はぶつぶつ。。。どきどき。。。はらはら。。。

 

珍しく・・・って、その言葉もどうかと思いますが、本当に最近では珍しく

一度で綺麗に焼きあがりました。でも、まだこれで完成ではないのです。

まだひと手間分の作業が残っているのです。ちょっとだけ魔法をかけます!!

 

それが終わったら、今度は額師さんのところに出張です。

額のデザインや色、下地の色を決めます。

額師・風雅さんに、アオイロノヒマワリが一番輝けるようにしてもらうのです。

綺麗に額装されたら、またアップしたいと思います。

楽しみ。

 

向日葵

県外のお客様から、向日葵をモチーフに陶板画を描いて欲しいとのご注文。

陶板に絵付けして焼成した後、額師さんのところに届けて綺麗に額装してもらいます。

陶板自体の大きさは横22センチ、縦44センチくらいに焼き上がります。

これが額の中に納まるんだから、全体はかなりの大きさになりそうです。

ふたつ作ります。

絵は同じ向日葵だけど、レイアウトを変えます。

ふたつでひとつ。そんなイメージに出来上がればいいな・・・。

贈られるお相手の大好きな花が向日葵なんだそうです。素敵な心遣いです。

私も向日葵は初めて描くので、少々迷いながら、緊張しながらの絵付けでした。

 

向日葵だけど、色はブルー1色の濃淡だけにしました。

砥部焼といえば・・・の、藍色に発色するゴス絵の具です。

まだ下絵の段階なので、黒っぽい色のままなのですが、

焼成すると美しい藍色に発色します。

黄色やオレンジやミドリは使いません。

シックな向日葵がいいかな・・・と。

今回の注文に対する、私の小さなこだわりです。

 

 

 

おまけです。  

 

ももちゃん、焦げました。

白い毛が茶色に変色して、短くなっちゃいました。三毛猫みたいです。

また電気ストーブに引っ付いていたんでしょう。。。

ももちゃん、いつか燃えちゃうよ~~。気をつけてね。