大西陶芸

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最近、毎朝夢をみる。

必ず、小学生頃の自宅近辺の風景。昭和の香りがプンプンしてる。

もちろん、自宅だって建て直す前の家。  嫁ぐまで育った思い出の家だ。

一度は元気な頃の祖母に会って話もして、涙が出るほど嬉しかった。

砥部の風景はその頃のままで、自宅前の道も拡張・舗装もされてない。

建ち並ぶ家も少なくて、空き地には草もボーボーで、自然がいっぱいで、大好きな景色。

夢でみない限り思い出せないあの頃の景色だったりするから、目覚めると懐かしい想いにとらわれる。

タイムスリップして、あの頃の自宅付近を歩いてみたいものだ。

 

昨日みた夢は、今の自分が瀬戸内海のある島に移住していた。

「島で暮らすのが夢だったんよ。これからゆっくりと生活を楽しむんよ。」とご機嫌で誰かに喋っている。

夕暮れの海岸でオレンジ色に染まる海や山を見て、美しいと感激している自分がいた。

もしかしてこれが私の本当の夢なのかもしれない・・・と、目覚めて考えてみる。

 

 

 

 

あるべき場所に・・。

基本オーダーメイドで制作している洗面鉢なので、展示用に制作したものはサイズ的にも「帯に短し襷に長し」なのか

ここ数年、かわいそうにずっとギャラリーで鎮座していた〈クラッシックローズ〉の洗面鉢。

気になっていたので我が家のリフォームの際に自宅に持ち帰り、この洗面鉢が一番輝けるようなインテリアを自分なりに考え

「あーだ!こーだ!」と設計士さんに細かく注文し、やっとクラッシックローズの洗面コーナーが完成しました。

飾り棚もしつらえ、コップや石鹸置きも同じ模様で統一してみました。

リビングは好みのシックな雰囲気にしたので、この白いラブリーな感じ、まったくもってこのコーナーだけです。

ちょっと私には可愛らしすぎて似合いませんが、主役は洗面鉢だからいいんです(笑)

 

鏡は神戸まで行って、洗面鉢に似合いそうなものを買ってきました。壁の板の雰囲気も「板を白く塗ってね~、でもきちんと塗らずに下の木目が表面に出る感じにしてほしいんよ~。」と非常にアバウトな(わがままな)要望を、ほぼ私の想像通りに完璧に実現してくれた設計士さんには頭が下がります。

さすが、10年以上のお付き合い。

私のこと、よく理解してくださってます。

伊予ハウジングの森岡さん、ありがとう!!

 

 

クラシックローズのこの絵付けは初期の頃のもの。一番最初に描いてみたものかもしれません。

よって、筆の運びが今より少し荒く、毎日見るたびに「下手くそやな~、私・・・」と反省も促してくれて一石二鳥です(笑)

だけど構図と色味はとても気に入っています。ゴスの発色もよく、きれいに焼きあがったからだと思います。

洗面鉢も本来のあるべき位置に鎮座して、喜んでくれたかな~。