ももちゃんは、真冬の寒さがとっても苦手。だって猫だし。。
工房に出勤しても、床の冷たいコンクリート対策として
知恵を絞り、新聞紙やダンボールの上に立つ。感心した。
今日もふと見ると窯の前でずっとたたずんでいる。
冬はももちゃんのお気に入りの場所なんだけどね、そこ。
『ももちゃん、残念だけど今日は窯を焚いてないからあったかくないよ。』
と声をかけたら、「にゃ~~~」と残念そうな返事。
ガッカリしたももちゃんはその後私の仕事部屋に来て、窓から寒そうな
外を眺めてた。こころなしか、背中も普段より丸くなって寒そうねぇ・・・。
さて、昨日の続きです。
絵付けした部分をもう一度見直す。・・・と、なんかおかしい。けれど、何がおかしいのかわからない。
仕方ないから、先に外側の絵付けに取り掛かることにして下描きを鉛筆で描く。
鉛筆の線は焼くと消えるので大丈夫。サササ~と10分くらいで完成。
本番の線が硬くなるのが嫌なので、下描きはあまりキッチリとはしないことにしている。
線が生き生きとするから、ぶっつけ本番でエイッって感じで勢いよく描くのがすき。
かっこいいこと言ってるわりには、ただ単にコツコツと出来ない性格なだけかも~。。。
ひとまず出来上がりの写真がこちら。少し離れて、じっくりと眺めてみる。
あっ、おかしいと感じていたところが分かった!!あ~よかったと、紙やすりで削る作業。
めんどくさがり屋だけど、こういうところは細かいのだ。
この後、その部分は綺麗に描き直しました。サインをいれて青い薔薇の洗面鉢は完成。
あとは釉薬を掛ける作業が残っています。黒い絵の具を使った薔薇の洗面鉢もこの後
すぐに取り掛かる予定。
窯は週末。
ここまで人間がしたら、後は窯の神様にお願いをするだけなのです。
どうか綺麗に焼きあがりますようにと・・・。